フランス と オランダ の国民投票で、欧州憲法条約 の批准が否決されたのは、急ピッチで進められるEU拡大に対し、市民は警戒感を覚えているからとされている(詳しくは こちら)。また、憲法条約が発効しなければ、拡大EUの機構制度は適切に機能しないとされる(憲法条約による制度改革は こちら)。そのため、予定されているEU拡大は再検討を要するとの見解が有力に主張されている。
例えば、欧州委員会の Ferrero-Waldner 委員(対外政策担当)は、確かに、東方拡大は政治・経済的に良い結果をもたらしているが、この大規模な拡大を「消化」する時間が必要であるとし、さらなる拡大のテンポを緩めることを提唱している(参照)。